2011年3月20日(日)に桜通線の見学会が開催されました。その時に確認した新駅の情報です。
新駅の出入り口はすべての駅において2箇所です。また、鳴子北駅の1番出入り口を除いて、エレベーターが設置されています。
また、徳重駅の出入り口においては、商業施設と連絡しているほか、エレベーターにおいてはテラス広場まで上がることも可能です。なお、このエレベーターは5停止エレベーターです。
新駅の券売機は、2台(徳重駅のみ3台)設置され、すべてmanaca対応の券売機です。改札外にチャージ機は設置されていません。精算機はこれまでの精算機と同じもので、manaca非対応です。manacaの精算は基本的には改札内に設置されたチャージ機を使用することになります。なお、チャージ機は他の駅に設置された機器とはメーカーが違い、高見沢製のものです。名鉄のものと非常によく似ています。
ホームは、すべて島式で、可動式ホーム柵が設置されています。可動式ホーム柵は日立製作所製です。
ホームにはすでに6両編成に対応するように準備がされています。
また、建築費の圧縮のためか、ホームの壁の下半分は仕上げ材を取り付けておらず、コンクリートのままとなっています。そのほか、駅の案内板も通常の板となっているなど、随所に建築費の削減の努力がみられます。
まだ開業前ということもあり、随所に土足厳禁の張り紙があります。
また、前述しましたが、徳重のエレベータの1つは、5停止ですが、このエレベータの扉は、片開きとなっています。さらに、このエレベータの操作盤は、側壁に取り付けられています。このようなエレベータはとても珍しいです。少なくとも名古屋市営地下鉄では初めてではないでしょうか。なお、このエレベータを含めた新駅のすべてのエレベータ、エスカレータの製造元は三菱電機です。
エスカレーターの音声案内も、"ご利用の際は、手すりにつかまり、立ち止まってご利用ください"といった案内が入っており、これはエスカレーターを歩かせたくないという交通局の意向がある。ちなみにこの文面は主要駅のエスカレーター音声案内にはすでに入っています。
桜通線開業は、2011年3月27日です。より便利になる地下鉄を、ぜひご利用ください。なお、他にも写真はありますが、スペースの都合上すべてを掲載することができませんでした。ご了承ください。